ESFORCO F.C.
本日はFC小坂さんをお呼びしてU12A、Bの練習試合を行いました。
FC小坂さん、いつもご交流頂きありがとうございます。
U12Aチームの試合結果は下記の通りです。
①1対1(20分ハーフ) ナカニシジュント
②1対2(25分1本) ニシムラリョウスケ
③1対0(15分1本) ナカニシジュント
FC小坂さんは攻守の要の7番、スピード、テクニックがある9番、10番を中心とした非常にいいチームで、前回試合をした時はスコアだけでなく、内容も散々で、ボールを保持され続けて何もやり返せない状況でした。
しかし、ここ最近になってようやくチームとしての攻撃の形、【前線がボールを収めて2列目も絡みながら局面打開を狙う】ことが構築できてきて、今日の試合でも何度もチャンスを作ることができていました。
※特に最後の試合の得点シーン、収めてサイドに展開、サイドのコンビからのクロス、逆サイドのシャドーのフィニッシュは理想的。
今日は互角以上の試合ができていたと感じています。
その中で守備の課題は明確です…
大きくまとめると下記の3点。
◯守備での寄せる距離と球際の強度
※インテンシティの強度。
◯予測
◯コーチング
抜かれるのが怖くて距離を空けて守るということに関しては気持ちはわかります。
しかし、相手からしてみればプレスがないと時間とスペースに余裕が生まれ、プレーがより簡単になってしまいます。
サッカーはチームスポーツ。
最終ラインやキーパーはまた別ですが、中盤から前のスペースでは抜かれても仲間がカバーしてくれます。
抜かれる。というネガティブな発想ではなく、そこで奪えば即チャンス。ミスを誘えばマイボール。といったポジティブな発想で守ろう。
極論、一番手っ取り早い得点の取り方は相手陣地でボールを引っ掛けてのショートカウンターなのだから。
また、球際で戦えないと試合には勝てません。
ガツンと激しく相手に寄せれる強いメンタルを持ちましょう。
※激しいのとラフプレーは違う。
ラフプレーではなく、ルールに則って激しくいけるように。
次に予測。
相手がプレーし終わってからリアクションで動くだけでなく、自分から相手の狙いを【予測】してアクションを起こせるディフェンスを心掛けよう。
パスが出て、相手がフリーな状況からプレスに行くようでは時すでに遅しです。
※最後の試合では寄せ、球際、予測の3点が改善されていてとてもいい守備から攻撃に繋がっていました。
最後にコーチング。
8人がそれぞれの考え方、頭を持っている中で、一つのボールをゴールまで運んでいく。
守備では連動して相手を追い込んでいく。
喋らなければ意思の疎通、コンビネーション、上手くいかないよね。
もう一度伝えます。
【喋らなければサッカーはできません。】
特に後ろの選手はピッチ全体を見ることができるので常に、細かく、うるさいくらいにチームのオーガナイズを修正できるようになりましょう。
コロナ禍で公式戦が軒並み中止となり、可哀想な状況となっていますが、公式戦がないからこそ、磯部コーチは最後までサッカーの楽しさと厳しさを伝え続けていきます。
ジュニアユース、来年のESFORCO F.C.の選抜チームで競技サッカーを続けていけるように。
また明日も成長することに対して貪欲にトレーニングしていきましょう。
ESFORCO F.C. 代表 U12監督
磯部 孝明