ESFORCO F.C.
2022年度よりU10選抜チームが発足しました。 この学年(4年生)は2年生の冬から見るようになったので、早いもので一年半経ちました。 最初はリフティングは10回できるかどうか、練習中に友達とおしゃべりや全く違う場所を見ていてコーチから注意を受けるなど、競技志向とは程遠い代でしたが、少しずつ子供たちはギアが入り始め、保護者の方にも積極的にサポートして頂くようになりました。 技術や個の力が足りないのでそこまで得点は取れませんが、ハードワーク、球際、連動したプレスを武器として堅い守備力を身につけ、全く勝てなかったチームが、気づけば招待杯にて準優勝6回を記録するチームとなりました。 そこから新しい仲間も加わって、1つ上の学年の大会で初優勝! レギュラー争い、Bチームも底上げされてくるなど、チーム力が向上してきています。 そんな中迎えた神奈川県トップトップの4チームとの4連戦。 結果は下記の通り。 【U10神奈川県トップトップとの④連戦結果】 ※12勝3敗5分。 ※32得点・10失点。 ◇3月31日(木) ◯SCH FC(15分1本) ☆Aチーム ①3-0 OG・シオタユウマ・ノナカヨシト ②3-0 シオタユウマ・フクシハルト・サトウユウト ③1-1 ハットリタイゾウ ④2-0 ノナカヨシト×2 ⑤1-0 サクライリクト ⑥3-0 ハットリタイゾウ×2・シオタユウマ ⑦2-0(12分1本) ノナカヨシト×2 ⑧3-0(12分1本) シオタユウマ・ノナカヨシト×2 ◇4月9日(土) ◯JFC FUTURO (25分1本) ☆Aチーム ①0-0 ②3-0 サトウユウト・ノナカヨシト×2 ③0-0 ④0-0 ◇4月16日(土) ◯横浜すみれSC (25分1本) ☆Aチーム ①1-1 シオタユウマ ②4-1 サクライリクト・ノナカヨシト・シオタユウマ×2 ③2-1 サクライリクト・シオタユウマ ④1-0(20分1本) シオタユウマ ◇4月17日(日) ◯バディーSC(25分1本) ☆Aチーム ①0-1 ②1-3 ノナカヨシト ③1-2 クノカイリ ④1-0(12分1本) フクシハルト まず、これだけ素晴らしいチーム様と1ヶ月間の間にご交流できたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。 各チームの皆様、ありがとうございました。 4連戦を終えての正直な感想は… ◯戦うことはできた。 ◯運動量は上回っていた。プレスの連続性があった。 ◯ショートカウンターから多くのチャンスを作ることができた。 ●圧倒的に技術レベルの差を感じた。 ●一人一人の個の力に圧倒的な差がある。 パス&トラップは簡単にミスしないし、ボールも簡単には失わない。 ●サッカーIQが高い。その為、攻撃時の【イメージ】や連動性、3人目の動きなどに差がある。 現実問題として、今回のような4チームとのゲームでは、ボール保持率は良くて5分に持っていけるかどうかだと思う。 その為には基礎技術を上げて、せっかく奪ったボールを適当なプレーやイージーミスですぐに失わないことが大事になってきます。 ※質を上げる。パスの出し手と受け手がイメージを共有する。 また、一人一人がボールをしっかり【収めて】簡単に失わない、【時間を作る】ことも周りが動き出す上でとても重要になってきます。 ※個の力。相手に対してアスリート能力で勝負するだけでなく、駆け引きをして逆を取る。 そして、今のチームの最大の長所である守備力。 まだまだプレスのスピードと強度が足りないし、一対一も弱い。 【矢のような素早いプレスの連続】で相手の自由を奪い、ボールを奪い切る。 その為にはチーム全員の距離感が良くなければいけないので、正しい【ブロック】と一人一人が【プレス&マーク&ゾーン】の概念を理解することが大事。 最後に一番大事なことはサッカーに対する姿勢だと思う。 トップトップの選手たちは誰かにやらされて練習しているのではなく、自分の意思で日々意識の高いサッカーライフを送っていると思います。 例え、トップレベルの選手と同じ時間同じ本数パス練習をやっていても、一本にかける思いや拘り方が違えば、やがて大きな差になって形に現れるよね。 【できないどうしよう】 ではなく、 【どうしたらできるようになるかな?】 頭で考え、身体を使うから、サッカーIQと技術が同時に伸びるんだろうね。 土曜日の練習試合が楽しみです。 ESFORCO F.C.の子供たちがこの4連戦を経て何を思い、何を感じたのか… きっととてもとても貴重な経験であったと信じています。 子供たちとの夢、【全国へ】 行けるかどうかも大事ですが、素敵な夢を共有しながらこの仲間たちとこれからも切磋琢磨できることこそ、彼らにとってかけがえのない財産になると思います。 子供たちに負けていられない! 努力!! ESFORCO F.C.代表&U10監督 磯部 孝明