本日は中野島FC U10さんFC PORTA U9さんとの練習試合でした。 練習試合をして頂き誠に有難うございました。 U10は2ー3ー2と2ー4ー1の2つのフォーメーションを試しました。 2ー3ー2は攻撃時にフォワードが色々なスペースへ動き出しができるので2バックがパスコースを選びやすくなります。 1人の動きだけでなく2人の動きになるので相手がマークを捕まえづらくフリーな選手を作る事ができます。 デメリットとしては守備の際に中央を埋めづらいので中盤を上手く使われ前進させられる事多いです。 トップ下の守備能力と2トップとサイドハーフのヘルプ能力が高ければ守れますが、強豪相手になると守るのが難しくなります。 2ー4ー1は2ボランチなので中央を埋めながら1トップ、サイドハーフ、2バックのヘルプもできるので守備は堅くなります。 ただ2ー4ー1の形を崩しながら動き出しをする事が難しいのでマークを外しづらくなります。 どちらもメリットデメリットはありますが、チームで声をかけながらプレイできればどのフォーメーションでも良い試合ができると思います。 U9は前線からのプレスの中でズレが生まれていました。 そこに対しての要求がありました。 相手のフォワードに対してうちのセンターバックとサイドバックでチャレンジアンドカバーの形を作っていました。 ただ相手のフォワードに対して人数をかけすぎるとボールを持っているサイドから前にプレスをかける事ができなくなっていました。 うちの1トップの選手はサイドハーフにもっと前に来てほしい、サイドハーフの選手はサイドバックが前に来ないからプレスをかけづらい、サイドバックの選手は相手のフォワードに対しての守備もしなくてはいけないから前に出れないという状況になりました。 この問題の解決するためにはボールがない逆サイドの選手たちのカバー力が大事になります。 相手のビルドアップをするサイドを限定してそのサイドから前にプレスをかける。 逆サイドは捨て、相手の中盤とフォワードに対してのカバーを優先しました。 試合の中で試したところ相手のビルドアップでボールを奪う回数が増え、試合を優勢に進める事が出来ました。 一つの疑問に対してみんなで話し合って解決できるチームにできれば良いと思いました。 U9.10監督 谷口